2015年08月28日
【 ガラパゴス シンドローム 】
香川県でうどん屋を営む古い友人がわざわざ仕事中に電話をかけてきた。
曰く、“ 先日 貴方んとこの店へ伺った妹から聞いたけど ガラケーに変更したと話し、
思い上がった風なことを貴方は言うとったらしいじゃないか。”
その後もギャアスカと大笑いし合いながら話していた訳だが
まさに目から鱗のご指摘を受けた。
彼にしてみれば昔から変わることなく携帯電話を持っているが
“ガラケー”などという差別化などしておらず
そもそもが ただ“携帯電話”を所持しているのだという言い分である。
スマートフォンを所持している者達が
彼のそのそもそもの携帯電話の形、機能等の事を “ガラパゴスケータイ”と呼んでいるということであるから
僕がスマートフォンを経由して現在の携帯電話に行き着いたことで
“ガラケーを所持している” という認識そのものが差別ではないか、貴方の思い上がりではないかと
実に、実に、実にくだらない事を理由に 彼の “そもそも” で僕の “ガラケー” に電話をかけてきたのである。
日中の忙しい合間の遣り取り (彼なら殺り獲りと正すのか) を
月夜の綺麗な帰宅中 ふと八月も終わりやなあと思いにふける途中思い出し
吹き出すのでありました。
